- ・当記事は記事作成時点での情報を基に掲載しております。
キャンペーン及び料金内容は変更や終了する可能性が有りますので、最新情報は各機関公式サイトにてご確認ください。 - ・掲載のサロンやクリニックについて、選定については編集部による調査により編集部独自の視点で執筆しております。
- ・記事記載の効果効能や痛みには個人差があり保証するものではありません。
この記事でわかること!
1回の医療レーザー脱毛だけで効果が出ない理由は?
医療レーザー脱毛は1回だけで効果を実感するのが難しいです。毛には「毛周期」と呼ばれるサイクルがあり、常に成長期・退行期・休止期を繰り返しています。毛周期のうち脱毛効果を得られるのは成長期の毛だけです。
一箇所の部位でも成長期の毛があれば退行期や休止期の毛があります。
つまり、1回の施術で成長期の毛を処理できても、退行期や休止期のムダ毛が残るので、1回の脱毛だけでは脱毛効果を実感できません。
施術回数を重ねることで、徐々にムダ毛を減らす・薄くしていくことができます。ツルツルにするにはさらに施術回数と時間がかかります。
医療レーザー脱毛の効果が出る仕組み
医療レーザーで脱毛効果が期待できるのは、毛周期のうち成長期のムダ毛だけです。医療レーザー脱毛機はムダ毛に含まれる黒色(メラニン色素)に反応して、発毛組織を破壊し、脱毛効果を得る仕組みです。
発毛組織には「毛乳頭」と「毛母細胞」があり、毛乳頭が毛母細胞へ栄養を送り、毛母細胞が毛の成長を促します。成長期のムダ毛は毛母細胞のはたらきが活発でメラニン色素が濃いので、レーザーが反応しやすく、効率的に発毛組織を破壊することができます。
これに対して、退行期・休止期のムダ毛はメラニン色素が薄いのでレーザーで発毛組織を破壊することはほとんどできません。
一度に全てのムダ毛が成長期になることはないので、ムダ毛を薄くするためには成長期を迎える度にレーザー照射を繰り返す必要があります。
【部位別】医療レーザー脱毛の必要回数
「ムダ毛が少なくなった」と実感できるまでに必要な施術回数は3回が目安です。さらに回数を重ねることで、「自己処理が楽になった」「ツルツルになった」と実感できるようになります。
しかし、医療レーザー脱毛で脱毛効果に満足するまでの施術回数は人により異なります。なぜなら、自己処理が不要になればいいという方もいれば、ツルツルにしたいという方もいるためです。
医療レーザー脱毛において、部位別の施術回数の目安は次の通りです。
脱毛部位 |
自己処理が不要になる目安 |
ツルツルになる目安 |
全身 |
8回 |
10回以上 |
顔 |
8回 |
10回以上 |
VIO |
5〜8回 |
10回以上 |
脇 |
5回 |
6回以上 |
腕・足 |
5回 |
6回以上 |
お尻 |
5回 |
6回以上 |
お腹・胸・背中 |
5回 |
8回以上 |
自己処理が楽になったタイミングで脱毛に満足する方が多いですが、産毛もなくしてツルツルにしたいという方は必要回数が多くなります。
医療レーザー脱毛を受けるにあたって、必要な施術回数について気になっている方はぜひ上記の表を参考にしてください。
VIO脱毛の必要回数が多い理由
VIO脱毛は、脱毛効果に満足するまでに施術回数が多くなる傾向にあります。VIO(デリケートゾーン)は体の中でも特に毛が太くて濃く、毛量も多い部位です。
太く濃い毛はメラニン色素を多く含んでいるので医療レーザーが反応しやすいですが、毛量も多いので毛が薄くなるまでに時間がかかります。
VIOは皮膚表面から出ているムダ毛は約10%ほどとされています。皮膚の下で眠っているムダ毛が多く、1回で処理できるムダ毛の割合が少ないのでどうしても施術回数が多いです。
しっかり脱毛したい方は5〜8回以上、ツルツルにしたい方は6〜10回以上の施術が必要になることを把握しておきましょう。
背中や顔の脱毛の必要回数が多い理由
背中や顔の脱毛も脱毛効果に満足するまでに施術回数が多くなる傾向があります。背中や顔は、他の部位と比べて産毛が多い部位です。産毛はメラニン色素が少ないため医療レーザーが反応しにくく一度の施術で脱毛効果を実感しにくいです。
自己処理が楽になる状態、あるいはツルツルな状態にするためには施術回数が多くなる可能性があります。
脱毛で顔の産毛がなくなれば肌がワントーン明るくなるので根気よく施術を重ねましょう。
また、個人差はありますが顔脱毛は8回程度で脱毛効果に満足しやすく、10回程度でツルツルを目指すことができます。背中の産毛が多い方は、脱毛効果に満足するまで5〜8回以上の施術が必要になることがあります。
脱毛機の種類別の効果
医療レーザー脱毛機によって照射するレーザーの種類が異なります。医療レーザー脱毛機で用いられるレーザーの種類は、アレキサンドライトレーザーとダイオードレーザーとヤグレーザーの3種類です。
それぞれの違いは次の表の通りです。
アレキサンドライトレーザー |
ダイオードレーザー |
ヤグレーザー |
|
波長 |
755nm |
800〜940nm |
1,064nm |
特徴 |
・肌の浅い部分に短い波長で照射する |
・波長は広範囲 |
・波長が長い |
色黒肌・色素沈着への照射 |
不可 |
程度による |
可能 |
太く濃い毛への効果 |
高い |
普通(他と比較すると低め) |
高い |
産毛への効果 |
低い |
高い |
高い |
痛み |
普通 |
やや少ない |
強い |
それぞれのレーザーは波長が異なるため、脱毛効果や痛みなどに違いがあります。
最も波長が短いアレキサンドライトレーザーは、メラニン色素に反応しやすいので、太く濃い毛への効果が高いです。一方で、色黒肌などには照射できないデメリットが目立ちます。
波長の幅が広いダイオードレーザーは、熱破壊式と蓄熱式の2種類の脱毛方式があり、アレキサンドライトレーザーよりも産毛の脱毛に優れています。
また、最も波長が長いヤグレーザーはレーザーが肌の奥まで届くため、強い痛みを感じる人が多いようです。しかし、色黒肌の人にも照射できます。
毛質・肌質に合わせて照射するためには、複数のレーザー脱毛機を取り入れる必要があります。
費用の相場
医療レーザーにかかる費用は施術回数や部位、プランなどによって異なります。一般的な施術回数である5回の費用相場(税込)は次の通りです。
脱毛部位 |
メンズ |
レディース |
全身(顔・VIO除く) |
約306,000円 |
約236,000円 |
顔(ヒゲ) |
約120,000円 |
約96,000円 |
VIO |
約115,000円 |
約81,000円 |
胸 |
約94,000円 |
– |
男性は女性よりもムダ毛が太く濃い上に、毛量も多いので施術費用が高くなりやすいです。医療レーザー脱毛は、安ければいいというわけではありません。費用が安い脱毛クリニックの場合、麻酔や剃毛などに追加費用がかかる可能性があるため注意が必要です。
自由診療治療につきましては健康保険などの公的医療保険が全く使えないため、治療費が高くなります。
また一部の自由診療については医療費控除の対象となる診療もございますが医療脱毛においては美容目的の要素が強いため医療費控除の対象外になります。
広告にある「月々〇〇円」って?
医療レーザー脱毛の広告で「月々〇〇円」という表示を見たことがある方もいるかもしれません。医療レーザー脱毛は数十万円の費用がかかるので、一括で払うのが難しい方でも「月々なら無理なく通える」と思った方もいるでしょう。
しかし、「月々〇〇円」というのは医療ローンを組んだ場合の金額なので注意が必要です。
合計金額から単純に分割されたものではなく、ローンの手数料が上乗せされた金利を支払うことになります。たとえば、全身脱毛など高額な施術費用がかかるプランを48回払いにした場合、十万円近く上乗せして払わないといけない可能性もあります。
また、信販会社の審査に通過する必要があるため、審査に落ちてしまったら施術を受けることはできません。
医療レーザー脱毛の広告で「月々〇〇円」と記載されている場合は、一括払いの料金と月々払った場合の合計金額の両方を確認するようにしましょう。
全身脱毛コースのシミュレーション
医療レーザー脱毛の全身脱毛の費用(税込)や回数相場をシミュレーションしました。
コース |
全身脱毛(ヒゲ・VIO除く) |
回数 |
5回 |
料金(一括) |
269,800円 |
料金(分割60回) |
月々5,400円 |
上記のシミュレーションでは、医療ローンを利用して月々5,400円で契約した場合、60回の合計金額は「324,000円」です。一括料金よりも約54,000円も差があるので、金額に納得した上で契約するようにしましょう。
医療レーザー脱毛の痛みはどのくらい?
医療レーザー脱毛は、エステサロンの光脱毛と比べて痛みを感じやすいことが特徴です。しかし、医療レーザー脱毛機の種類や部位によって痛みが異なります。以下では、医療レーザー脱毛の痛みについて「照射方式別」「部位別」の2つの観点から解説します。
照射方式別にみる医療脱毛の痛み
医療レーザー脱毛の照射方式(脱毛方式)には、「蓄熱式」と「熱破壊式」の2種類があります。それぞれの違いは次の通りです。
蓄熱式 |
熱破壊式 |
|
仕組み |
低出力のレーザーを連続照射してバルジ領域をじわじわ温めて破壊する |
高出力のレーザーで発毛組織を破壊する |
ターゲット |
バルジ領域 |
毛乳頭・毛母細胞 |
痛み |
やや強い |
強い |
脱毛効果 |
すぐに実感しにくい |
すぐに実感しやすい |
太く濃い毛への効果 |
高い(熱破壊式には劣る) |
高い |
産毛への効果 |
高い |
低い |
毛が抜ける時期 |
約2週間後 |
1~2週間で毛が抜け始める |
色黒肌への照射 |
可能なものもある |
不可 |
熱破壊式は高出力のレーザーで一気に発毛組織を破壊する仕組みです。毛根の温度が200度を超えるので痛みが強く、ゴムで弾いたような痛みを感じます。
一方で、蓄熱式は「バルジ領域」と呼ばれる毛乳頭へ発毛の指令を送る器官を破壊して脱毛効果を得る仕組みです。熱破壊式とは異なり、じわじわと温めるため痛みもやや少ないです。
どうしても痛みが苦手という方は、蓄熱式の医療レーザー脱毛機を採用している医療クリニックを選びましょう。
部位別にみる医療脱毛の痛み
医療レーザー脱毛の痛みは、部位別でみると以下のような違いがあります。
部位 |
痛み |
顔 |
やや弱い〜強い |
指・手の甲 |
普通 |
腕 |
やや弱い |
脇 |
普通 |
胸・お腹 |
やや弱い |
お尻 |
やや弱い |
VIO |
非常に強い |
脚 |
場所や皮膚の状態によって弱い部位と強い部位がある |
足の指 |
場所や皮膚の薄さによって弱い部位と強い部位がある |
痛みが強い部位と弱い部位の違いは、皮膚の厚みや毛の太さに関係します。骨に近く皮膚が薄い部位や毛が太くて濃い部位は、レーザーが強く反応して強い痛みを感じやすいです。
たとえば、ほほや顎、鼻下などの顔脱毛は強い痛みを感じます。VIOは皮膚が薄い上に、毛が太くて濃い部位なので全身の中で特に痛みが強い場所です。また、手や足の指の毛が濃い人は痛みを感じやすく、足の中でも皮膚が薄い内ももや骨に近いひざとすねは、痛みを感じやすいです。
なお、脱毛クリニックでは麻酔クリームを利用できる場合があるので、脱毛時の痛みを軽減することができます。痛みが苦手な方は、麻酔クリームを無料で利用できるクリニックを選びましょう。
医療レーザー脱毛とエステ脱毛の違いとは?
医療レーザー脱毛とエステ脱毛(光脱毛)にはいくつか違いがありますが、脱毛効果に関しては次の2つの違いがあります。
- 1回の照射で出せるパワーが異なる
- 必要な回数や期間が異なる
それぞれの違いについて解説します。
1回の照射で出せるパワーが異なる
医療レーザー脱毛とエステ脱毛とでは、1回の照射で出せるパワーが異なります。照射できる医療レーザーと光線の波長には以下の違いがあります。
- 医療レーザー脱毛:800nm
- エステ脱毛 :500~1,200nm
医療レーザー脱毛はレーザーの種類にもよりますが、800nmの一定で単一の波長による照射が目安です。狭い範囲に集中的に作用するため、より高い脱毛効果が期待できます。
一方で、エステ脱毛は広域に優しくマイルドに作用するため、痛みは少ないですが脱毛効果は医療レーザー脱毛に劣ります。
必要な回数や期間が異なる
医療レーザー脱毛とエステ脱毛は、施術回数と期間に次の違いがあります。
医療レーザー脱毛 |
エステ脱毛 |
|
回数 |
5〜8回 |
12〜18回 |
期間 |
1〜2年 |
2〜3年 |
エステ脱毛は照射パワーが弱いので施術回数が多く、何度も通う必要があります。
医療レーザー脱毛は脱毛回数が少なく期間も短いので、予約を取ったり来店したりする手間がかからないことがメリットです。また、永久脱毛を目指せるので、一度脱毛が完了すれば何年もの間通い直す必要もありません。
医療レーザー脱毛は永久脱毛なの?
医療レーザー脱毛は、永久脱毛を目指すことができます。しかし、「一度脱毛完了したら二度とムダ毛は生えてこない」というわけではありません。永久脱毛は日本で明確に定義されておらず、アメリカの機関では以下のように定められています。
「最終脱毛から1カ月後の毛の再生率が20%以下の状態」
参考:米国電気脱毛協会(American Electrology Association)
医療レーザーによる脱毛方法は開発されてからまだ20年程度しか経っておらず、何十年にわたって脱毛効果の調査データが集まっていない状況です。
そのため「永久脱毛=二度とムダ毛が生えてこない」と定義されておらず、脱毛完了して多少の毛が生えてくる状態でも永久脱毛と言えてしまいます。
しかし、医療レーザー脱毛であれば施術から10年以上は毛が生えてこない状態を維持できるとされています。
エステ脱毛では脱毛完了して数年後にムダ毛が生えてくる可能性があるので、現状、永久脱毛を目指すのであれば医療レーザー脱毛が最も近い選択肢です。
医療レーザー脱毛で効果が出ないと感じる原因は?
医療レーザー脱毛はエステ脱毛よりも脱毛効果が期待できます。しかし、医療レーザー脱毛で効果が出ないと感じる場合、次の4つの原因が考えられます。
- 脱毛直後は効果を感じにくい
- 脱毛回数が不足している
- レーザーの出力が低い
- 自己処理を行った
それぞれの原因について詳しく解説します。
脱毛直後は効果を感じにくい
医療レーザー脱毛を受けた後、人によっては「全然ムダ毛が減らない・抜けない」と思うかもしれません。しかし、そもそも脱毛直後は効果を感じにくいです。
基本的にムダ毛が抜けていくのは、医療レーザー脱毛を受けてから1〜2週間後です。施術時に成長期を迎えていたムダ毛が自然にポロポロと抜けていきます。
そのため、術後すぐに抜けると考えるのではなく、脱毛施術を受けた後はしばらく様子を見ましょう。
また、しばらくすると新たなムダ毛が生えてくるように感じるかもしれませんが、それは施術時に退行期・休止期だったムダ毛です。時間が経過して成長期を迎えたことで、毛根を破壊したムダ毛とは別のムダ毛が皮膚表面から現れはじめます。
すでに医療レーザーを照射したムダ毛は毛根が破壊されて再生されないので、「効果がない」と過度に心配する必要はありません。
脱毛回数が不足している
医療レーザー脱毛で効果を実感できないのは、脱毛回数が不足している可能性があります。医療レーザー脱毛には、1回の施術で全てのムダ毛をなくす効果はありません。
施術後にムダ毛が生えてくるのは自然なことです。脱毛回数を重ねることで徐々にムダ毛が薄くなっていくので、1〜3回程度の施術で脱毛効果を実感できないのは回数が不足していることが原因です。
また、人によって毛質や毛量が違うように、脱毛効果を実感できるまでの回数にも個人差があります。まずは脱毛効果が実感できる目安の回数まで、施術を繰り返し受けましょう。
必要回数の施術を受けても効果を実感できない場合は、クリニックに相談する必要があります。
レーザーの出力が低い
レーザーの出力が低いと脱毛効果を実感できないため注意が必要です。
クリニック側が勝手にレーザーの出力を下げて照射することはありませんが、肌質や痛みの強さによっては低出力での照射を余儀なくされる可能性があります。特に乾燥肌の方の場合、レーザーの出力が高いとやけどなど肌トラブルを起こすリスクがあるためです。
脱毛効果を得るため一定の出力で照射できるように、脱毛後はアフターケアで保湿を心がけましょう。
また、医療レーザーは出力の上下は調整可能なので、脱毛効果を実感できない場合は施術スタッフに相談してみるのも選択肢のひとつです。
自己処理を行った
医療レーザー脱毛を受ける際は事前に自己処理しておく必要がありますが、自己処理の方法によっては脱毛効果を得られなくなるため注意が必要です。
脱毛効果が期待できなくなる自己処理は、「毛抜き」または「ワックス脱毛」による方法です。
医療レーザーは、基本的に毛根の発毛組織を破壊して脱毛効果を期待します。毛抜きやワックスで毛根までなくしてしまうと医療レーザーが反応せず、発毛組織を破壊できないため脱毛効果があまり期待できません。
そのため、施術前の自己処理はカミソリなどを使ってシェービングする必要があります。
医療レーザー脱毛で注意したいリスク
医療レーザー脱毛は高出力なので、より脱毛効果を期待できる分リスクもあります。特に注意したいリスクは次の7つです。
- 赤み・ヒリヒリ
- 毛嚢炎(毛包炎)
- やけど
- 硬毛化
- 増毛化
- 炎症後色素沈着
- 打ち漏れ(照射漏れ)
それぞれの詳細を解説します。
「光脱毛」「レーザー脱毛」「電気脱毛」の施術を受けることで「熱傷(やけど)」や「肌トラブルのリスク」が発生する場合がございます。
高いエネルギーのレーザーを肌に照射するレーザー脱毛では、火傷を起こす可能性やそれぞれの脱毛を受けることで赤み、赤い腫れ、ヒリヒリ感などの皮膚トラブルが発生するリスクがございます。また医療脱毛にて永久脱毛を行った場合には毛が生えにくくなるため生やしたくなった際に思うように毛を生やすことが難しくなります。そのため、じっくりと考えた上で脱毛箇所や脱毛の種類を検討ください。
髭脱毛の際にはレーザー照射直後に、照射前に比べて髭が濃くなる状態が発生する場合があり、人によって毛質や肌質が異なるので、焦らず髭が抜け落ちるのを待ちましょう。毛をピンセットなどで抜いてしまうと肌トラブルや埋没毛の原因になる恐れがあるので注意が必要です。肌質が合わず蕁麻疹を発症してしまうケースもあり肌のパッチテスト等も事前に行うことをお勧めいたします。事前カウンセリングや施術前にこのようなリスクの事前説明がない医療機関、脱毛サロンは要注意です!
※最後に施術ではなく脱毛施術の契約や勧誘に関してトラブルが多く起こっているようです。サロンだけでなくクリニックも法の改正により一部の美容医療サービスにおいては一定条件を満たせばクーリングオフが適応されるケースがございます。全ての美容医療サービスの施術でクーリング・オフや中途解約ができるわけではありませんが困った際には早めに消費生活センター等に相談しましょう。
出典:国民生活センター
赤み・ヒリヒリ
医療レーザー脱毛は出力が高いため、照射後に皮膚に赤みやヒリヒリ感が出る可能性があります。ヒリヒリとした感覚が生じたら、冷たいタオルで患部を冷やしましょう。同時に保湿ケアもしてください。通常2〜3日で症状がおさまります。
数日間ケアを行っても赤みやヒリヒリが改善しない場合は、脱毛施術を受けたクリニックに相談しましょう。
毛嚢炎(毛包炎)
毛嚢炎(もうのうえん)・毛包炎は、ニキビのような赤くブツブツとしたできもののことです。毛穴に細菌が入って繁殖することが原因で症状を引き起こします。
医療レーザー脱毛の施術を受けると、肌にもダメージが与えられるため肌のバリア機能が低下し、毛穴で細菌が繁殖しやすくなります。
脱毛施術後が原因の毛嚢炎を予防するためには、肌を清潔に保ち、細菌の侵入を防ぐことが大切です。仮に毛嚢炎が現れた場合でも、軽度であれば肌を清潔に保つことで徐々に症状がおさまります。
ただし、毛嚢炎が悪化して痛みを感じる場合や時間が経っても症状がおさまらない場合は、クリニックに相談しましょう。
やけど
やけども医療レーザー脱毛のリスクのひとつです。施術後の赤みやヒリヒリ感が2〜3日おさまらず、水ぶくれができた場合は、やけどを引き起こしていると考えられます。
やけどが起こる原因は以下の通りです。
- レーザー脱毛機が肌に合わなかった
- 施術者が未熟だった
- レーザーの出力が高すぎた
- 色黒肌・日焼け肌に照射した
- 肌が乾燥していた
医療脱毛でやけどを起こす可能性は低いですが、少しでもやけどのように感じたり、疑われる場合はすぐにクリニックに相談しましょう。
硬毛化
硬毛化は、脱毛施術を受けてから逆に毛が太く硬くなる症状です。なぜ硬毛化が起きるのか医学的に明らかになっていませんが、毛根へのダメージが不十分で、毛根がかえって活性化してしまうことが原因と考えられています。
硬毛化の発症率は1〜10%とされており、発症するのはまれですが、特に上腕や背中、うなじなど産毛の多い部位で発症しやすいとされています。
基本的に硬毛化したムダ毛は、医療レーザーの出力を上げることで脱毛することが可能です。脱毛施術後に毛が太くなったと感じたら、クリニックに相談しましょう。
増毛化
増毛化は脱毛施術を受けて、逆にムダ毛が増える症状です。今まで生えていなかった毛穴からムダ毛が新しく生えてくることがあります。
増毛化のメカニズムも明らかになっていませんが、毛が生えていない毛穴に刺激が加わり、発毛組織を活性化させることが原因ではないかと考えられています。
ほとんどの場合、増毛化したムダ毛はレーザーで脱毛することが可能です。過度に心配する必要はありませんが、気になる場合はクリニックに相談してみましょう。
炎症後色素沈着
炎症後色素沈着とは、炎症が起こった肌にできる色素沈着です。医療レーザー脱毛の施術を受けて炎症を起こした場合、1カ月経過した頃に肌が黒ずんでしまう可能性があります。
炎症後色素沈着は一時的なものですが、なくなるまでに半年〜1年ほどかかります。炎症や炎症後色素沈着がある場合は、次回の施術を受ける前に相談しましょう。
打ち漏れ(照射漏れ)
打ち漏れ(照射漏れ)も医療レーザー脱毛で注意すべきリスクのひとつです。打ち漏れがあると、一部のムダ毛が抜けずにまばらな状態になります。施術を受けてからムダ毛が抜けはじめるまでに2週間~3週間ほどかかるので、3週間後に部分的に毛が残っている場合はクリニックへ連絡しましょう。
打ち漏れがある場合は、追加照射を無料で受けられます。
ムダ毛をなくすなら脱毛クリニックでの脱毛がおすすめ
しっかりとムダ毛をなくしたい方は脱毛クリニックでの脱毛がおすすめです。脱毛サロンで行われる光脱毛は脱毛クリニックの医療レーザー脱毛と比べて出力が弱く、脱毛効果を実感するまでに回数や時間がかかります。
脱毛クリニックであれば少ない回数で満足いく状態を目指すことができます。永久脱毛も可能なので、ムダ毛をなくしてツルツルに近い状態にしたい方、ムダ毛がない状態を長期間維持したい方は脱毛クリニックを利用しましょう。
医療脱毛を受けることができるクリニックを紹介しますのでご確認ください。
エミナルクリニックメンズ(メンズエミナル)
エミナルクリニックメンズは男性専門のクリニックです。
エミナルクリニックメンズでは無理なく通うことができるように月額制のプランも用意しています。一括払いにも対応していますのでご自身にあったお支払い方法を選びましょう。
個室での施術でプライバシーに配慮された空間となっていますので、周りの視線が気になるという方でも安心して施術を受けることができます。
◆料金プラン
エミナルクリニックメンズ地域対象プラン情報
エミナルクリニックメンズは現在地域対象プラン中につき、料金はこちらよりご確認ください。
※現在記事に表記をしている金額とは別料金で施術のご案内をしていますが、期間明記がないため予告なく上記プランが終了してしまう場合がございます。
※対象地域、対象院は地域対象プランリンク先からご確認ください。地域別で対象メニューと料金が異なりますので、ご注意ください。
コース | 照射部位 | 回数 |
ライトプラン料金(税込) |
ヒゲ
|
3部位選択 | 5回 | 38,500円 |
5部位選択 | 5回 | 61,800円 | |
6部位 | 5回 | 78,000円 | |
全身 | ヒゲ・VIOを除く | 5回 | 206,800円 |
全身10部位選択 |
5回 | 189,200円 | |
VIO | VIOのみ | 5回 | 78,000円 |
オプション
|
痛みが強く我慢できない場合はご希望により局所麻酔剤の塗薬を無料で処方いたします。 ※麻酔対象の部位は、ヒゲ・ワキ・VIOのみです。 |
※料金は一括払いの料金となります。
※最新の情報は公式サイトをご確認ください。
◆クリニック情報
クリニック名 | エミナルクリニックメンズ |
脱毛方式 | 熱破壊式 |
営業時間 | 11:00~21:00 ※院によって営業時間は異なります |
店舗数 | 57院(2024年1月時点) |
メンズリゼ
引用:メンズリゼ公式サイト
メンズリゼは3種類の医療レーザー脱毛機を採用しています。様々な毛にも対応できますので、脱毛機が気になる方は事前に確認するようにしましょう。
メニューに関してもヒゲやVIOなどの人気部位だけでなく、鼻毛や耳毛など細かい部位にも対応しています。より細かい部位の脱毛も興味がある方はメンズリゼを検討しましょう。
◆料金プラン
コース | 照射部位 | 回数 | 料金(税込) |
ヒゲ脱毛 | 3部位 (鼻下・アゴ・アゴ裏) |
5回 | 14,000円 |
10回 | 28,000円 | ||
4部位 (鼻下・アゴ・アゴ裏+ほほ、もみあげ or 首) |
5回 | 39,800円 | |
10回 | 72,800円 | ||
全部位 (鼻下・アゴ・アゴ裏・ほほ・もみあげ・首) |
5回 | 59,800円 | |
10回 | 99,800円 | ||
全身脱毛 | 全身脱毛 (ヒゲ・VIOを除く) |
5回 | 229,800円 |
全身脱毛+ヒゲ脱毛 | 5回 | 288,800円 | |
全身脱毛+VIO | 5回 | 319,800円 | |
全身脱毛+ヒゲ+VIO | 5回 | 349,800円 | |
セレクト全身脱毛セット (全ての部位から自由に5部位選択) |
5回 | 199,800円 | |
VIO脱毛 | VIO | 5回 | 99,800円 |
オプション | 麻酔クリーム:1本/3,300円 笑気麻酔:30分/3,300円 |
※上記価格は初回契約の方のみ適用。
※料金は一括払いの料金となります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
◆クリニック情報
クリニック名 | メンズリゼ |
脱毛方式 | 熱破壊式/蓄熱式 |
営業時間 | 10:00~20:00※院によって営業時間は異なります |
店舗数 | 26院(2024年1月時点) |
出典:メンズリゼ公式サイト
脱毛クリニックの基本施術フロー
STEP1
STEP2
STEP3
STEP4
STEP5
STEP6
※クリニックによりカウンセリング当日に施術可能な場合もございます。詳細につきましては各クリニックへお問い合わせください。
まとめ
医療レーザー脱毛は1回の施術ですぐに脱毛効果を実感できるものではありません。医療レーザーが反応するのは成長期のムダ毛だけなので、脱毛効果を実感するまでには、ムダ毛が成長する周期に合わせて施術を繰り返す必要があります。
また、脱毛クリニックの医療レーザー脱毛は、エステサロンの光脱毛と比べて高出力で照射可能です。
しっかりムダ毛をなくしたい方や脱毛効果を実感したい方は、少ない回数・期間で満足いく状態を目指せる脱毛クリニックを利用しましょう。